2010年10月1日
4月にクラスが始まり、正直なところ毎回楽しみに通うという境地にまでは至りませんでしたが、振り返ると一度も休むことなく終了できたのは、労を惜しまず全力で私たちに向き合って下さる先生の熱意とパワー、それに授業翌日の大きな便りの劇的変化と体調の良さを実感したからだと思います。
受講の動機は、特に目に見えた持病や精神的ストレスを抱えているわけではないけれど、とにかく体力がなく、常に感じる不快なだるさ(※1)をなんとかしたいというものでした。
受講前の数十年間の私の1日は、淹れ立てのコーヒーと朝のお目覚のドーナツやクッキーで始まっていました。講座半ば迄この習慣は変わらずにいましたが、ある日、「低血圧と夏の暑さのせいか電車の中でふらふらすることがある。」と言うと、※1
先生から即座に梅醤番茶という答えが返ってきました。
早速翌朝試してみると、なんとも軽やかに家事をこなしている自分に気づきびっくり仰天!今では、携帯用のポットに入れて職場に持参、同時に細胞を緩める砂糖も極力控えた結果、あのなんとも言えないだるさから開放され、集中力も増してきました。
また、不思議と?職場での精神状態もぐっと良くなり、気難しいおじ様たちとも和やかな関係を保ち、以前より気配り・気付きが冴えてきたようです※2。
毎回先生が惜しみなくして下さる心の持ち方のお話と食べ物が変わってきたお陰だと感謝しています。
恭子から一言
※1
だるさ、というのは、典型的な陰性症状です。
陰性の食べ物、陰性の行動、陰性の考え方の結果です。
陰性の食べ物とは…砂糖の甘いもの、果物、水分の摂りすぎ、生野菜などの葉野菜が主食より多い事、パン食…
陰性の行動とは…動かない→歩くなど陽性の行動、運動に変えること。
陰性の考え方とは…マイナス志向です。
「もうだめだ」「どうせ、私なんて…」
まわりの人に反抗心を持つ
気配りに欠ける。
相手や自分の欠点ばかりを見る。
不平不満(もっともっとと足るを知らない心)。
思い上がった心。
自己中心の心。
悲観的、否定的考え。
→不健康を招きます。身体をこわします。自らが招く不健康です。
それを、陽性の考え方に変えましょう。
努力して相手の長所を見る。
プラスの考え方で対応。対応できる自分自身に成長させる。
肯定的な言葉を努めて使うよう努力する。
…「なんてあなたはステキなの」「頑張るね」「いいね」ほめる。
前向きな言葉は足し算人生になります。
感謝する心
謙虚な心
思いやりのある心
この上のマイナス的考えを取り去る実習が、教室での「気を配りなさい」です。
プラスの考え方とマイナスの考え方との差の大きさが、実りある人生になるかどうか、になってきます。
※2
この方は、教室に通うのが、本音は苦痛だ、というお顔をしていらっしゃいました!
美人で優等生だったからです。
教室で「気を配れ」と、皆さんに私が注意をしていくのが、苦痛だったのです。楽しく料理だけを習うつもりでいらっしゃる方は、教室に来るととまどいます。
料理実習の時、「気を配って」配膳をする…例えば、箸置きひとつの置き方でも、供する方から見て心地よい置き方を注意します。器に盛る時は、必ず、供する方側から器に盛る…などなど、です。
でも、そのおかげ(?)で、職場での「気難しいおじさま」が苦手ではなくなっていたのです。「気」の配り方が分かれば、相手の長所が見えてきます。こちらが「気」が配れるように変わったのです。相手が変わったのではありません。
陽性の考え方…プラス思考に変わったのでしょう。
それを応援するのが、食べものを変えたからのよい変化です。だるさ、がちょっと実行しただけでとれたのです。
真の健康は、マクロビオティックの陰陽の知識、だけ得ても、真の健康を手にできないのです。
マクロビオティックも知識ではなく知恵と変え、そして、なによりも、考え方(今に不満)を変えないといけないのです。
このあたりの実践で、教室はきびしい!!!、という受講生もいます。
本当に健康になりたい方こそ、ぜひ、教室にいらしゃって下さい。 |